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2024.11.20

ご案内その他むし歯予防歯のホームケア

赤ちゃんが歯医者に行くのはいつから?|歯みがきと口腔機能アップ法をご紹介


こんにちは、春日市の歯医者【THREE歯科・矯正歯科】スタッフです。
歯が生えていない赤ちゃんに、お口のケアはまだ先のことだと考える親御さまも多いかもしれません。けれど、実は0歳から2歳の早い段階で、将来の歯並びや口腔機能が決まることが多いです。そこで今回は、赤ちゃんの歯と口腔ケア、離乳食についてくわしくご紹介します。しっかりケア方法をチェックして、赤ちゃんの健康な歯を守りましょう!

 

 

子供の歯並びが悪くなる原因


 

【考えられる原因】
・顎が発達しておらず小さい
・舌が未発達
・遺伝性
・習癖(指しゃぶり・唇を噛む・爪を噛む・口呼吸・舌を突きだす、など)

 
 

赤ちゃんの歯の生え方

 

6~7ヶ月頃
下の前歯から生え始めます。時期は個人差があるので、遅くてもあまり気にしないようにしましょう。
1歳半頃 奥歯が生え始めます。この頃から食べ物をかみくだき、つぶすことができるようになります。
2歳頃
犬歯が生え始めます。この頃から野菜や肉などを前歯でかみ切る能力が向上します。

 

お口の機能を向上させるためのポイント・対策

 

 

首がすわるまでは“まるまるだっこ”

赤ちゃんの背骨が自然なCカーブを描くように、丸く抱っこしてあげましょう。これによって、口呼吸を防ぎ、鼻呼吸を促します。鼻呼吸は、顎や顔の正しい発達に重要な役割を果たします。
 

はいはいを十分にさせる

はいはいをすることで、肩周りや首の筋肉が鍛えられ、口腔機能の発達にも繋がります。十分な運動は、健康な口の発達をサポートします。 
 

コップ飲みにする

7~8ヶ月頃には、コップ飲みの練習を始めることをおすすめします。マグマグやストローを使うことは避け、できるだけコップを使って飲ませましょう。これにより、正しい嚥下動作が促進され、将来的な口腔機能の向上が期待できます。
 

離乳食中の姿勢を正しく保つ

離乳食が始まる中期頃(7~9ヶ月)からは、足がしっかりつくように足台を使い、体の姿勢をまっすぐに保つことが重要です。足がプラプラしていると、上半身が不安定になり、姿勢が崩れてしまうことがあります。この姿勢の乱れが、顎や顔の発達に悪影響を与える可能性があります。

 

離乳食とお口の成長

 

赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の進め方も、口腔機能に大きく影響します。
 

離乳食開始のサイン

離乳食をスプーンで口に運んだ時に、赤ちゃんが舌で押し出す様子がなくなったら、離乳食を始めるタイミングです。この反応が消えるのは、【原始反射】と呼ばれる赤ちゃん特有の反射が落ち着いてきたサインです。
 

離乳食初期5~6ヶ月

スプーンを下唇の上に軽く置いてみて、赤ちゃんが自ら口を閉じ食べ物を取り込むようになったら、食べる練習を始めることができます。 

離乳食中期7~9ヶ月

この時期には、舌で食べ物を押しつぶす練習を行います。プリンや豆腐など柔らかい食材を使って、舌を使うことを意識させましょう。 

離乳食後期10~11ヶ月

片方の歯ぐきで食べ物を噛めるようになってきたら、モモやバナナのような柔らかい食材で奥歯を使う練習を始めましょう。 

離乳食完了期12ヶ月~

奥歯が生えてきたら、少し硬めの食材、例えば赤ちゃんせんべいなどを使って、奥歯でしっかり噛む動作を定着させましょう。

 

おやつと飲み物に気をつける

 

 
この時期のおやつは、栄養補助や生活リズムを整えるために重要ですが、ジュースや乳酸飲料などは要注意です。これらの飲み物には糖分が多く含まれ、頻繁に摂取するとpH値も低いため、むし歯のリスクが高まります。この時期のお口の中は口腔ケアよりも食生活が与える影響の方が大きいと言われてます。間食と飲み物の選択が、歯の健康を左右するので注意しましょう。

 

赤ちゃんの歯磨きはいつから?|歯が生え始める時期とお手入れ

 
最初はお顔や頬、唇などお口の周りに優しく触れる経験をたくさんすることで、歯ブラシにスムーズに移行できるようになります。

前歯が生えてきたら


ガーゼでのお手入れを始めましょう。湿らせたガーゼを大人の指に巻き付けてやさしく食べかすや汚れを拭き取ります。歯だけでなく、まだ歯が生えていない歯ぐきも拭いましょう。
 

奥歯が生え始めたら


歯ブラシの使用を始めてみましょう。
お口の中が見やすく、お子さんが安定した姿勢でのケアがおすすめです。歯磨きに興味が出てきたら、見守りながら自分で歯ブラシを持たせてみましょう。
 

その3:虫歯ができやすいポイント

 

 

最後に

小児矯正において、私たち歯科医師はお子さまの成長を見守りながら、必要に応じて適切なサポートや調整を行う、『子育ての仲間』でありたいと考えています。お子さまが美しく健康に成長できるよう、どんな些細なことでもご相談ください。当院はカウンセリングを無料で受けております。
 
当院の小児歯科・小児矯正についてくわしくはコチラ👇
https://kasuga.three.or.jp/menu/pedodontics/

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