Occlusalcorrection

噛み合わせ

顎がカクカク鳴る、歯の治療後、
噛み合わせが気になる

噛み合わせがズレていると、
様々なトラブルの原因に

こんな悩みはありませんか?

  • 歯が欠けたり、折れたことがある
  • 上下の前歯の位置が中心であっていない
  • 詰め物・被せ物が欠けたり、折れたことがある
  • 歯ぎしり、食いしばりがある
  • いつも片方だけで噛んでいる
  • 顎が痛い・口をあけると音がする
  • 歯がグラつく
  • 歯の治療後に歯の高さが変わった様に感じた
  • 矯正治療が終わってから、歯並びが少し戻ってしまった

このようなにお悩みがある方は、噛み合わせに問題があるかもしれません。

当院の噛み合わせ治療

当院の噛み合わせ治療

当院の院長は、日本顎咬合学会認定医の資格を取得しております。
噛み合わせがズレてしまう原因としましては、先天性の原因として、上顎前突、下顎前突、叢生(凸凹)、交叉咬合(クロスバイト)、歯の転位があり、後天性の原因として、生活習慣、食生活や歯科治療(むし歯治療、歯周病治療、根管治療)を行なった結果として、歯の位置や顎の位置がズレてしまい、噛み合わせが悪くなることが上げられます。

噛み合わせ治療の流れ

  • STEP 01

    フルマウス検査

    歯科用CT、バイト、フェイスボウ、噛み合わせの模型や口腔内写真を使用し、歯並びや顎関節の状態を検査します。全体を総合的に検査し診断することで、噛み合わせの不具合の原因を突き止め、より精密な噛み合わせ治療につなげます。

  • STEP 02

    診断後のカウンセリング

    検査結果を分析し、患者さんに現状をお伝えいたします。適切な治療方法、治療期間や治療費の説明を行い、患者さんのご要望もヒアリングします。

  • STEP 03

    全顎治療計画

    カウンセリングでお話しした内容をもとに、日本顎咬合学会認定医が治療計画を立てていきます。

  • STEP 04

    治療開始

    患者さんに治療計画を説明し、ご理解いただきましたら治療を開始します。様々な治療法から症状に合った治療を選択し、補綴治療や装置の装着など実際に進めていきます。

Botulism treatment

ボツリヌス治療

ボツリヌス治療

歯ぎしり・食いしばりに対する効果的なアプローチの一つとして、ボツリヌス治療があります。
美容外科領域で、しわ治療に使用されているイメージの強いボツリヌス製剤ですが、筋肉の過剰な働きを抑制するという作用機序は、歯科口腔外科の診療領域における疾患の治療等においても応用できる治療方法(食いしばりの改善等)になります。顎の筋肉にボツリヌス製剤を注入することで、筋肉の過剰な働きを抑え、歯ぎしりや食いしばりの頻度と強さを軽減する治療法です。

歯ぎしりや食いしばりのリスク

歯ぎしりや食いしばりのリスク

ガミースマイル等、表情筋に作用させる際には、やはり慣れるまでの違和感や、表情が乏しくなったという感覚的な評価がなされる場合があります。また、咬筋に対する治療では、慣れるまでは、硬いものが一時的に咬みにくくなったり、筋肉の廃用性萎縮により、顎のラインが若干細くなったりすることがあります。
いずれにせよ、ボツリヌス製剤の効果の持続は数か月間ですので、このことにより大きな問題が起こることはまれであると言えます。(ボツリヌス製剤の投与後に、筋力低下、嚥下障害、嚥下性肺炎を含め、遠隔筋にボツリヌス製剤が拡散した影響と考えられる重篤な事象がまれに現れることがあります。)
また、 咬筋への投与は個人差が大きいため、初めの1回は、その方に合った投与量の基準を決めるという意味合いもありますので、担当歯科医とよくご相談くださいませ。

ボツリヌス治療により期待される効果

ボツリヌス治療により期待される効果

歯科口腔外科領域では、主に、ガミースマイル、下唇皮膚部のしわ、咬筋肥大による顎関節症や歯ぎしり、噛みしめなどの、従来の保険歯科診療では対応していなかった症状に対する新たな角度からのアプローチが可能になります。また、噛みしめが強すぎて、今までインプラントをあきらめていた症例や、セラミック製のかぶせなどをあきらめていた症例に対しても、適応が広がる可能性があり、咬合力コントロールという、治療の新たな一手としてご提供することが可能になります。

ボツリヌス治療の効果持続

ボツリヌス製剤は、神経と筋肉の接合部を一時的に遮断する作用を持つ治療薬です。
個人差はありますが、半年程度で接合部は再生されてゆきます。従って、効果を持続させるためには、継続的な治療が必要になります。
定期的な治療を受けることで、長期間にわたり症状を抑えることが可能です。また、継続することで筋肉の過剰な働きが抑えられ、再発を防ぐ効果も期待できます。

ボツリヌス治療の注意点・副作用

  • 注射箇所に軽度の違和感や腫れ、痒みが発生することがありますが、通常は短期間で消えます。
  • 治療後、顎の筋力が一時的に弱まり固いものが噛めなくなったり顎が疲れるようになることがありますが、これは数日から数週間で回復します。
  • 製剤を患部に留めるため数日間は頬部のマッサージはお控え下さい。
  • 効果の持続期間は個人によって異なり、期待する効果が得られない場合があります。
  • まれに、製剤に対するアレルギー反応が見られることがあります。この場合、すぐに医師の診察を受ける必要があります。

以下に当てはまる方はボツリヌス注射治療を受けることができません

  • 全身性の神経筋結合部の障害をもつ方(重症筋無力症、ランバート・イーストン症候群、筋萎縮性側索硬化症等)
  • 痙性斜頸においては、喘息など高度の呼吸機能障害のある方
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある方、及び授乳婦妊娠する可能性のある方
  • 本剤に成分に対して過敏症の既往歴にある患者
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