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2025.08.17

その他定期健診

子供の永久歯がグラグラする原因は?治るのか・受診目安を解説

子供の歯の生え替わりや永久歯のグラグラを確認する歯科診療のイメージ

こんにちは、春日市の歯医者【THREE歯科・矯正歯科】スタッフです。

「子供の永久歯がグラグラしているけど、大丈夫?」
「生えたばかりの大人の歯なのに揺れているけど、治る?」

このように心配になる保護者の方もいらっしゃると思います。

永久歯は、乳歯のように生え替わるために抜ける歯ではありません。
ただし、グラグラする原因によっては、治療や経過観察の中で歯の揺れが落ち着くこともあります。

大切なのは、「永久歯だから治らない」「生えたばかりだから大丈夫」と自己判断せず、なぜ歯が動いているのかを確認することです。

本記事では、子供の永久歯がグラグラする原因や治る可能性、受診目安を中心に、生えたばかりの永久歯、4歳・5歳頃の乳歯の生え替わり、黒い・灰色への変色、ケガをした場合の対応までわかりやすく解説します。

 

この記事でわかること

 

 

 

子供の永久歯がグラグラするのは大丈夫?

 

乳歯は、永久歯へ生え替わる過程で自然にグラグラします。

一方、永久歯は乳歯のように生え替わるために抜ける歯ではありません。

そのため、「大人の歯がグラグラしている」「乳歯なのか永久歯なのかわからない」という場合は、年齢だけで判断せず、歯の状態を確認することが大切です。

特に、

  • 永久歯の揺れがはっきりわかる
  • ケガをしたあとからグラグラしている
  • 痛みや腫れがある
  • 歯の色が変わってきた
  • 以前より揺れが大きくなっている

といった場合は、歯科医院へご相談ください。

 

子供の永久歯がグラグラする主な原因

 

永久歯がグラグラする原因は一つではありません。
歯そのものだけではなく、歯を支える周囲の組織なども含めて状態を確認します。

 

ケガで歯をぶつけた

子供は転倒やスポーツなどで前歯をぶつけることがあります。

歯をぶつけたあとに永久歯がグラグラしている場合は、歯を支える組織が傷ついていたり、歯の位置が変化していたりすることがあります。

外見では大きな変化がない場合もあるため、ケガのあとから歯が動いている場合は、できるだけ早めに歯科医院へご相談ください。

 

歯の内部や周囲に炎症・感染がある

虫歯や歯の内部の感染、歯ぐきなど歯を支える組織の炎症に伴って、歯の動揺がみられることがあります。

グラグラに加えて、

  • 痛み
  • 歯ぐきの腫れ
  • 膿が出ている
  • 歯ぐきから出血している

などがある場合は、原因を確認するため歯科医院を受診しましょう。

 

生えたばかりの永久歯がグラグラする場合

 

「最近生えてきたばかりの永久歯だから、少しくらいグラグラしていても大丈夫なのでは?」と思うこともあるかもしれません。

永久歯は、口の中に生えてきた時点ですべての歯根が完成しているわけではなく、萌出後もしばらく根の形成が続く歯があります。

ただし、根が形成途中であることと、目で見てわかるほどのグラグラが正常であることは同じではありません。

生えて間もない永久歯でも、

  • 揺れがはっきりわかる
  • 以前より揺れが大きくなっている
  • 痛みや腫れがある
  • 歯をぶつけた覚えがある
  • 歯の色が変わってきた
  • 噛んだときに違和感がある

といった場合は、歯科医院で状態を確認してください。

 

永久歯のグラグラは治る?

 

原因によっては、治療や経過観察の中で歯の揺れが落ち着くことがあります。
ただし、すべてのケースで自然に治るわけではありません。

永久歯のグラグラがその後どうなるかは、原因や動揺の程度、歯を支えている組織の状態によって異なります。

例えば、外傷によって歯を支える組織が傷ついている場合は、状態に応じて経過観察や歯の固定などを行い、その後安定することがあります。

一方、感染や歯の周囲に問題がある場合には、その原因に対する治療が必要になることがあります。

「一度グラグラした永久歯は治らない」「生えたばかりだから自然に治る」と一律に判断することはできません。

まずはグラグラしている原因を確認し、状態に合わせて対応を考えることが大切です。

 

歯医者に受診すべき目安

 

子供の歯がグラグラしているときは、次のような症状や状態がないか確認してください。

 

症状・状態 確認したいこと 受診の考え方
永久歯がグラグラしている ケガの有無・揺れの程度・周囲の状態 原因確認のため歯科医院での診察をおすすめします
ケガのあとにグラグラする 歯の位置や周囲組織への影響 できるだけ早めに受診してください
痛み・腫れ・膿がある 炎症や感染の有無 早めに歯科医院で確認してください
灰色・黒色など色が変わった 外傷歴・虫歯・歯の内部や周囲の状態 色だけで判断せず診察を受けましょう
以前より揺れが大きくなった 揺れが強くなった原因 乳歯・永久歯を問わず確認をおすすめします

 

永久歯なのか乳歯なのかわからない場合も、小児歯科・小児矯正でご相談いただけます。

 

乳歯がグラグラする時期|4歳・5歳は早い?

 

乳歯は、永久歯が生えてくる過程で乳歯の根が徐々に吸収され、自然に動き始めます。

乳歯から永久歯への生え替わりは、一般に6歳前後から始まり、12歳頃まで続きます。
ただし、生え替わる時期や順番には個人差があります。

一般的には下の前歯から始まり、その後、上の前歯や犬歯、乳歯の奥歯などが順番に永久歯へ生え替わっていきます。

 

4歳で歯がグラグラする場合

4歳で乳歯がグラグラしている場合は、一般的な生え替わり開始時期より早めです。

生え替わりによるものなのか、ケガや虫歯など別の原因がないかを確認すると安心です。

 

5歳で歯がグラグラする場合

5歳頃から生え替わりが始まるお子さまもいます。

年齢だけで判断せず、「どの歯が動いているのか」「痛みや腫れがないか」「ケガをした覚えがないか」などもあわせて確認します。

 

第一大臼歯(6歳臼歯)は乳歯と生え替わる歯ではありません

第一大臼歯(いわゆる6歳臼歯)は、乳歯が抜けた場所に生え替わる歯ではありません。

乳歯の一番奥のさらに後ろから、新しく生えてくる永久歯です。

 

グラグラする乳歯が黒い・灰色の場合

 

「グラグラしている乳歯が黒い」「灰色になってきた」という場合、色だけで原因を決めることはできません。

歯をぶつけたあとには乳歯の色が変わり、その後色が薄くなることもあります。

一方で、濃い灰色の変色が続き、

  • 歯ぐきが腫れている
  • 膿が出ている
  • 痛みがある
  • 歯の揺れが強くなっている

などを伴う場合は、歯の内部や周囲の状態を確認する必要があります。

黒く見える部分には虫歯などが関係している場合もあります。

「もうすぐ抜ける乳歯だから大丈夫」と決めつけず、気になる変色がある場合は歯科医院へご相談ください。

 

ケガで歯がグラグラした・抜けた場合

 

ケガで歯がグラグラしている場合

転倒やスポーツなどで歯をぶつけ、そのあと歯がグラグラしている場合は、揺れている歯を指や舌で何度も動かさないようにしてください。

出血がある場合は清潔なガーゼなどでやさしく押さえ、できるだけ早めに歯科医院へご相談ください。

 

永久歯が完全に抜けた場合

ケガで永久歯が完全に抜けた場合は、できるだけ時間を置かず歯科医院へ連絡してください。

抜けた永久歯は白い部分(歯冠)を持ち、根の部分にはできるだけ触らないようにします。

また、歯を乾燥させないことが大切です。

専用の歯の保存液があれば使用し、手元にない場合は牛乳など適切な保存媒体に入れて歯科医院へ持参してください。

ケガをしたときの詳しい対応については、こちらの記事もご覧ください。

口や歯を怪我した際にまずすることは?

 

歯科医院では何を確認する?

 

子供の歯がグラグラしている場合は、「揺れている」という症状だけで判断するのではなく、

  • 乳歯なのか永久歯なのか
  • いつからグラグラしているのか
  • 転倒や衝突などケガの有無
  • 歯の揺れの程度
  • 痛み・腫れ・出血・変色の有無
  • 歯ぐきや周囲の状態

などを確認します。

春日THREE歯科・矯正歯科では、必要に応じてレントゲンも用いながら、歯根や周囲の状態、永久歯の発育などを確認し、経過観察でよいのか、治療が必要なのかを判断します。

小児歯科・小児矯正について詳しく見る

 

よくある質問

 

Q.子供の永久歯がグラグラしています。痛みがなくても受診した方がいいですか?

 

A.永久歯は乳歯のように生え替わるために抜ける歯ではありません。明らかなグラグラがある場合は、痛みがなくてもケガの有無や揺れの程度、歯を支える周囲の状態などを歯科医院で確認することをおすすめします。

 

Q.生えたばかりの永久歯が少し揺れるのは普通ですか?

 

A.生えたばかりの永久歯は根の形成途中であることがありますが、それだけで目に見えるグラグラを正常とは判断できません。揺れの程度やケガの有無なども含めて状態を確認します。

 

Q.4歳で歯がグラグラするのは早いですか?5歳なら大丈夫ですか?

 

A.乳歯の生え替わりは一般に6歳前後から始まるため、4歳は一般的には早めです。一方、5歳頃から生え替わりが始まるお子さまもいます。年齢だけで判断せず、どの歯が動いているのか、ケガや虫歯などがないかを確認します。

 

Q.乳歯が黒い・灰色に変色してグラグラしています。大丈夫ですか?

 

A.外傷後の乳歯では色が変化することがありますが、色だけで歯の状態を判断することはできません。濃い灰色が続く、腫れ・膿・痛み・揺れの増加などを伴う場合や、黒く見える部分がある場合は歯科医院で確認してください。

 

お子さまの歯のグラグラが気になる方はご相談ください

 

子供の歯がグラグラしていると、「乳歯の生え替わりだから大丈夫なのか」「永久歯なのに揺れていて問題ないのか」と判断に迷うことがあります。

原因によっては歯の揺れが落ち着くこともありますが、永久歯のグラグラは見た目だけで原因を判断することはできません。

お子さまの永久歯のグラグラや、乳歯から永久歯への生え替わりが気になる方は、お気軽にご相談ください。
診療の関係上、ご予約が必要となりますので、希望日時をお知らせください。

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