親知らずを抜歯した後に気をつけること|よくある質問Q&A

診療時間	月	火	水	木	金	土	日	祝
09:00-13:00	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	-
14:00-18:00	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	-

こんにちは！
春日市の歯医者【THREE歯科・矯正歯科】スタッフです。
今回は、親知らずについてのよくある質問をまとめました。

親知らずを抜いた後は、痛みや腫れ、さらには食事や日常生活に関する悩みが多く寄せられます。このブログ記事では、親知らずを抜いた方々からよく寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。親知らず抜歯後の適切なケアを知ることで、回復をスムーズに進め、トラブルを避けるためのポイントを押さえましょう。

Q1. 抜糸後の痛みはいつまで続きますか？

A. 親知らずの抜歯後の痛みは通常、抜歯後2〜3日がピークとされています。その後、徐々に和らいでいきますが、場合によっては7〜10日程度続くことがあります。痛み止めを適切に服用し、無理をしないようにしましょう。ただし、10日以上痛みが続く場合や、ドライソケットのような強い痛みが出る場合は、すぐに歯科医に相談してください。

ドライソケットとは?
ドライソケットとは、抜歯後に傷口を覆う血餅（血の塊）が剥がれ落ち、骨が露出してしまう状態を指します。この状態では非常に強い痛みが生じ、治癒が遅れることがあります。予防のためには、以下のことを守りましょう

– 強くうがいをしない
– 傷口を触らない
– 喫煙を控える

万が一ドライソケットになってしまった場合は、歯科医院で適切な処置を受けましょう。

Q2.腫れはいつまで続きますか？

A. 腫れは通常、抜歯後、1週間から2週間くらいかけて徐々に治っていきます。しかし、腫れが引かない、または化膿の疑いがある場合には、感染症の可能性も考えられるため、早めに受診しましょう。

Q3.どんな食事を選べばいいですか？

A. 抜歯後は、柔らかくて温度が適温の食事がおすすめです。以下のようなメニューを選びましょう：

– おかゆ
– スープ（熱すぎないもの）
– ヨーグルト
– プリン
– コンビニの柔らかいパンやおでん

避けた方が良いものは以下の通りです
– ラーメンやうどん・鍋など熱いスープ（熱さが刺激になるため）
– チョコなど粘り気のあるもの（傷口に詰まりやすい）
– 刺激物（辛いものやアルコール）

Q4.口臭や変な味がするのですが、正常ですか？

A. 抜歯後に一時的に口臭や変な味を感じることは珍しくありません。これは、傷口の回復過程で分泌物が出るためです。ただし、膿のような臭いや味がする場合は感染症で化膿している可能性がありますので、すぐに歯科医に相談してください。

Q5.抜糸後、いつから通常の歯磨きができますか？

A. 抜歯直後は、傷口を避ける形で歯磨きを行う必要があります。通常は、1〜2日目は傷口を刺激しないように注意し、3日目以降からは優しく磨くことが可能です。抜糸後は通常通りの歯磨きができますが、痛みや腫れがある場合は無理をしないでください。

Q6.スポーツなど運動はいつから再開できますか？

A. 激しい運動や性行為、合唱など口腔内に圧がかかる行為は、抜歯後1週間程度控えることをおすすめします。傷口が完全に治る前にこれらの行為を行うと、出血や腫れを悪化させる可能性があります。

Q7.血が止まらない場合、どうすればいいですか？

A. 血が止まらない場合は、清潔なガーゼを傷口に当てて、20〜30分間しっかりと圧迫してください。それでも止まらない場合は、すぐに歯科医に連絡しましょう。飲酒や熱い飲み物は血流を促進してしまうため控えてください。

Q8.穴が塞がるまでどれくらいかかりますか？

A. 抜歯後の穴（抜歯窩）が完全に塞がるまでには、通常1〜3か月程度かかります。ただし、完全に骨に置き換わるには半年以上かかることもあります。その間、食べかすが詰まることがあるため、優しくうがいをして清潔を保つよう心がけてください。穴の中で、臭い玉のように白い玉ができる場合があります。

まとめ

親知らずを抜歯した後のケアは、トラブルを防ぎ、早く回復するためにとても重要です。痛みや腫れ、食事の選び方など、わからないことや不安があれば、この記事を参考にしてください。また、異常を感じた場合は、すぐに歯科医に相談することが最も安全です。

抜歯後も健康で快適な生活を送れるよう、適切なケアを行いましょう。

当グループでは、初診当日の抜歯も可能！痛みや腫れに最大限配慮します。
くわしくは、こちら👇