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2022.01.31

歯周病

世界一多い病気は歯周病?

こんにちは、受付の河合です。

今回は今や世界で一番患者が多い病気と言われている、歯周病についてお話しします。

 

歯周病は人類史上最も感染者が多い、口腔内の疾患です。日本では現在、成人の約8割が感染しており、

2001年にはギネス世界記録にも認定されています。また、歯周病は、歯を失う原因、歯が抜ける原因の第一位です。

 

 

そもそも、歯周病とは何なの?

 

名前だけは聞いたことがあるけど、実際はよく分からない!て方も多いかと思います。私も最初はそのうちの一人でした。

歯周病とは、歯周病菌といういくつかの細菌による感染症で、静かな病気と言われ、感染に気づくのに時間を要する病気です。

感染が進行するまでは大きな症状もなく、静かに口腔内を蝕んでいき、感染すると歯を支える骨を溶かし、歯ぐきから血が出たり、

歯が抜けることにもなる恐ろしい病気です。

また、歯周病が原因で、狭心症、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病にもなりかねないと言われています。

特に、糖尿病は、歯周病の合併症の一つと言われているため、歯周病治療で、糖尿病も改善することも分かっているそうです。

また近年では、認知症の原因にもなっているという研究結果が発表されるなど、お口だけではなく、身体全体の健康に関わる病気と言えます。

 

また、コロナ禍の現在マスク生活の日々のため、口臭が気になる方が増えてきているようです。

この原因の一つは本来ご自身が患っている歯周病の匂いです。歯周病は匂いも伴う病気のため、マスクの匂いで気付く方も多いようです。

 

 

これらは、予防歯科をすることで歯はもちろん、全身の健康を守ることができます。歯周病を予防するためには、3ヶ月に一度、予防のためのメンテナンスが効果的です。

また、予防歯科はお口の健康のみならず、全身の健康管理にも繋がります!歯に違和感が出現して、受診する方が多いですが、

進行させる前に定期的に受診していただきたいと思っております。

 

ご興味のある方は、是非当院へお越しください。