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2023.09.13

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小さな白いかたまりが口から出てきた!これはなに?原因を知りたい

最近、こんな経験はありますか?
「うがいをしたら、小さな白いかたまりが出てきた。」
「歯磨き頑張っているのに口臭がする。」

 

その小さな白いかたまりは、臭い玉が原因かもしれません。
そして気になる口臭の原因は、臭い玉かもしれません。
臭い玉とはどのようなものなのか、原因や除去方法、予防方法をご紹介していきます。

 

 

まずは、お口を大きく開けて喉の奥の方を見てみましょう。
すると扁桃腺が見えると思います。
扁桃腺の周りには陰窩(いんか)という穴がいくつかあり、
その穴にたまっている膿栓(のうせん)というものが、
臭い玉と呼ばれているものの正体です。

 

小さな白いかたまりとなって、くしゃみやうがいなどの拍子に出てきたことがある方、またそれの臭いを嗅いだことがある方なら、臭い玉から発生する悪臭もご存知の通りかと思います。

 

 

 

【臭い玉が発生する原因って?】

 

臭い玉は陰窩にできますが、陰窩には食べかすがたまります。
また入り込んできた細菌やウイルスをためて、これ以上侵入しないように防ぐ働きもあります。

扁桃腺にはリンパ球が多く、それらがウイルスや細菌と戦って、
その死骸が陰窩にたまってしまい、小さな白いかたまりとなり臭い玉になるのです。

 

 

 

 

 

【臭い玉が除去する方法は?】

 

臭い玉を見つけると、取りたいと思う方も多いかと思います。
無理に自分で取ろうとすると、口腔内や喉を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要 です。普段の食事や飲料中にも自然にとれて来るので、過度に心配する必要はありませんが、いくつか除去できる方法があるのでご紹介します。

 

・うがいをする
ガラガラうがいを普段からしておくと良いでしょう。
そうすることで臭い玉がたまることを防げます。
ポイントは声を出して「あー」と言ってみたりすると、喉が動いて取れる可能性が高くなります。

 

・せき/くしゃみをする
せきやくしゃみをした時に臭い玉を見たことがある方もいらっしゃるかと思うます。ただし、せきやくしゃみで確実に取れるというわけではありません。

 

・綿棒を使う
手前の臭い玉なら綿棒でも取れる可能性はあります。
優しく押し出すと取れることもありますが、押し込むと逆に取れにくくなります。
綿棒のようなやわらかいものでも、押し出すことで扁桃を傷つけてしまうこともあるので注意を払う必要があります。

 

・水圧を当てる
シャワーやウォーターピックなどの水圧を臭い玉に向けてかけることで、取れる可能性があります。
ピンポイントで臭い玉に当てていくのはなかなか難しいので、うがいも一緒に行うと良いでしょう。

 

・医師による除去
耳鼻咽喉科医に相談してみましょう。

 

 

 

【臭い玉の予防方法は?】

 

臭い玉を放置していても、病気になるわけではありません。
しかし、臭い玉は細菌やウイルスの死骸や食べかすからできているかたまりなので、悪臭を発生させ口臭の原因にもなります。 臭い玉は除去したとしても、日常生活の中でまた発生するので予防しながら過ごしていくのがおすすめです。

 

・こまめに水分補給を行う
口腔内が乾燥すると、口臭や臭い玉を発生させるような細菌が繁殖してしまいます。こまめな水分補給で口腔内の潤いを保つと共に、臭い玉をなるべく流していきましょう。

 

・うがいをする
除去方法でも紹介しましたが、うがいは臭い玉の予防はもちろん健康のためにもおすすめです。朝起きた時や帰宅時など、口腔内をスッキリさせたいときにもうがいをしましょう。加えて市販のうがい薬を使用するとスッキリ感がありますね。

 

・鼻呼吸を意識する
口呼吸は口腔内を乾燥させて細菌を繁殖させやすくしてしまいます。
鼻呼吸を意識することで臭い玉の予防につながるのと、鼻毛が細菌やウイルスの侵入を防いでくれてあらゆる疾患も一緒に予防することができます。

 

・よく噛んで食事をする
しっかり噛んで食事すると唾液の促進につながります。
唾液には自浄作用があり、噛むことにより刺激を与え唾液を出すことが大切です。他には レモンや梅干しなどの酸っぱいものを食べたり、唾液腺マッサージをすることも効果的です。

 

・歯科医院でのクリーニング
細菌やウイルスの死骸や食べかすが臭い玉の原因です。
口腔内環境を良くすることも臭い玉の予防につながります。
しかし口臭の原因は、臭い玉に限らず、別の原因の可能性もあります。
日頃の歯磨きの仕方、口腔内健康を見直す良い機会になるので、臭い玉が気になる場合は歯科医院でのクリーニングを受けてみましょう。

 

 

 

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