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2024.08.09

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親知らずを抜歯した後、してはいけない!5つのこと


みなさんこんにちは!春日市の歯医者【THREE歯科・矯正歯科】スタッフです。想像するだけで痛い抜歯。抜歯は治療後も痛みは続きますが、普段の行動を知らず知らず行うと痛みがひどくなる場合があります。今回は、抜歯後にしてはいけないことと、やっておいた方がいいことをご紹介します。
 

そもそも抜歯ってどんなふうに治るの?


親知らずの抜歯後、口腔内の傷は段階的に治癒します。まず、抜歯後すぐに血がにじみ出し、血餅(血のかたまり)が形成されます。この血餅は傷口を保護し、感染を防ぐ役割を果たします。次に、粘膜とコラーゲンが形成され、下から新しい骨が再生され始めます。やがて粘膜が厚くなり、骨が増えていき、最終的には完全に傷口がふさがり、しっかりとした顎の骨に戻ります。
 

痛みはどのくらいで治るの?

 

痛みの程度や持続期間は個人差がありますが、一般的には数日から1週間ほどで和らぎます。しかし、適切なケアを怠ると痛みが長引いたり、悪化する可能性があります。特に抜歯後の行動には注意が必要です。
 

抜歯後にしてはいけないこと

 

 

当日の歯みがきで抜歯後の箇所を磨く

抜歯直後の傷口を歯ブラシで擦ると、出血や感染の原因になります。抜歯した部分には触れないよう、慎重に歯みがきを行いましょう。
 

強いうがいをする

うがいをすると、血餅が流れてしまい、傷口が露出してしまいます。優しく水を口に含む程度に留めることが大切です。
 

運動、入浴、飲酒をする

抜歯後すぐに激しい運動や熱い風呂、飲酒をすると血行が良くなり、出血しやすくなります。少なくとも2、3日は安静に過ごし、シャワーを利用するようにしましょう。
 

冷やし過ぎる

氷で冷やし過ぎると血行が悪くなり、治癒が遅れることがあります。冷やす場合は、氷水を軽くしぼったタオルを当てる程度にしましょう。

 

タバコを吸う

タバコの煙には有害物質が含まれており、傷口の治癒を遅らせるだけでなく、感染のリスクも高まります。抜歯後は禁煙することをお勧めします。
 

抜歯後にやっておいた方が良いこと

 

 

抜歯後ガーゼは30分しっかり噛む

傷口を圧迫して止血するため、ガーゼはしっかり噛むことが重要です。中途半端に噛むと再出血しやすくなります。
 

痛くなる前に鎮痛剤を服用する

痛みが強くなる前に鎮痛剤を飲むことで、痛みをコントロールしやすくなります。痛みがひどくなると、鎮痛剤の効果が出にくくなることがあります。
 

柔らかい食事を取る

硬い食べ物は傷口に刺激を与えるため、抜歯後はおかゆやスープなどの柔らかい食べ物を選びましょう。
 

口を清潔に保つ

食後は軽くうがいをして、口内を清潔に保つよう心がけましょう。ただし、強いうがいは避けてください。
 

十分な休息を取る

抜歯後は体を休め、無理をしないようにしましょう。体調を整えることで、回復が早まります。
 

こんなことに注意

抜歯後の口腔内は血が固まりにくいため、翌日まで唾液に血が混ざることがありますが、心配はいりません。ただし、出血が続く場合や異常な痛みがある場合は、歯科医に相談してください。また、痛みが強い場合や腫れがひかない場合も、早めに受診することをお勧めします。
 

まとめ

親知らずの抜歯後のケアは非常に重要です。適切なケアを行うことで、痛みを和らげ、早く回復することができます。今回ご紹介した「抜歯後にしてはいけないこと」と「やっておいた方がいいこと」を参考にして、抜歯後の生活を快適に過ごしてください。もし不安なことがあれば、いつでも歯科医にご相談ください。あなたの健康な口腔環境を守るために、私たちは全力でサポートいたします。
 
 

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