みなさんこんにちは!
春日THREE歯科・矯正歯(科春日スリー歯科・矯正歯科)の秋山です。
みなさん“歯周病“という病気はご存知ですか??
名前は聞いた事あるけど、一体何なの?という方もいらっしゃると思います。
今回は、国民の3人に2人は罹患すると言われている歯周病についてお話しします!
【歯周病とは?】
歯周病とは、歯の周りの病気と書いて歯周病といいますが、
歯の周りには歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)と呼ばれる組織があります。
磨き残しによる細菌感染が原因で、これらが炎症を起こして破壊されていく病気の総称が歯周病です。
炎症が歯肉だけに留まっている状態を“歯肉炎”、炎症が歯槽骨や歯根膜にまで広がってしまっている状態を”歯周炎”と呼びます。
以前では、歯周炎は歯槽膿漏などと呼ばれていた事もありました。
歯周病の特徴として、”silent dgsease”と言われるように痛みがなく静かに進行し、腫れたり歯を支えている歯槽骨が溶け歯がグラグラし、ものが噛めずに最終的には歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。
また歯周病は慢性炎症(持続的な炎症)といわれ、慢性炎症が原因で起こるからだの病気が様々ある事もわかっているのです。
「気づいたときにはもう遅かった💦」なんて事にはして欲しくないので、
早めから予防をしておく事が大切になってきます🦷!
【歯周病と全身の病気との関連】
慢性的な歯周病は、歯周病菌や歯周病菌が産生する毒素などが血管を通して全身のあらゆる組織に送られて、それぞれの組織で悪影響を及ぼしてしてしまうのです。
主な全身疾患として、
・糖尿病
・誤嚥性肺炎
・心筋梗塞、動脈硬化症
・早産、低体重児出産
・アルツハイマー病
などが挙げられます。
中でも糖尿病との関連は深く、糖尿病が歯周病を悪化させ、重度の歯周病が糖尿病を悪化させる
こともあります。
また、妊娠と歯周病も関連は深く一般的に歯肉炎になりやすいです。
これには女性ホルモンが大きく関わっており、エストロゲンという女性ホルモンが歯周病菌の増殖を促してしまうのと、歯肉を作る細胞がエストロゲンの標的になるのが原因だとい言われています。
これらのホルモンは月経児の10〜30倍になるとされており、妊娠中期〜後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。
妊娠中は悪阻などで歯磨きが今まで通り出来なくなる時期もあると思いますが、
出来る範囲での歯磨きや歯科医院でのメンテナンス等で気にかけてあげる事が大切です
また、歯周病に罹患している場合、早産や低体重児出産のリスクが高くなることも知られています。
原因として、お口の中の歯周病菌が血管中に入り、胎盤を通して直接感染を起こすためです。
アルコールやタバコなどよりも遥かにリスクが上がるので、十分注意が必要です!
元気に生まれてくる赤ちゃんのために、歯周病予防をしっかりと行いましょう🤱🏻🕊
【歯周病を食い止める為には?】
みなさんはお口の中で歯周病菌を飼っています。
その菌の数をどれだけ減らせるかと、増殖させないように口腔ケアをしっかり行うかで
歯周病に罹患するかは大きく左右されます。
歯磨きの習慣、規則正しく食べているかや栄養バランス等の食習慣なども影響を受ける為、「生活習慣病」の1つとも言われています。
毎日の食事や運動、睡眠等を気をつけるのと同時にお口の中のケアも忘れず行い健康に過ごしましょう!🌈
スタッフみんなで、みなさんのサポートをさせていただきます!
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